曹操の九死に一生スペシャル  PART1

曹操はまた劉備たちとは違った意味で創作の多い人です。
でも、それらすべてをひっくるめて曹操なんだから、本当にすごいもんですね。

さて、今回は曹操の若さゆえの過ち・・・・いや、無謀。 
劉弁を廃し、その勢いが最高潮だったころなので、その危険度はMAXです。
(でもまあ、彼は死ぬその瞬間までMAXでしたがね)
しかし、これ以上無法の世を許してはならない。
王允に借りた天下の宝刀・七星剣で狙うは董卓!
が、呂布がうろうろするせいで結局殺せずじまい。このままじゃ、やばい!!
なんとか機転を利かせて七星剣を献上し、その場は凌いだものの、このまま都にとどまっては
いつ殺されるか!というわけで、呂布が引っ張ってきた西涼の良馬で故郷へ逃走。
董卓は追っ手を仕向けたぞ!!果たして曹操は逃げ切ることができるのかっ。
次回をお楽しみに。

だいぶ遊んでしまいましたが、董卓暗殺の顛末はこんな感じです(いいの?)
でも、これはかなりあやしいんです。もちろん、七星剣とかうまく出てくる呂布はおいといて、
曹操が董卓の暗殺を企てたこと自体が。それというのも、董卓は曹操を見込んでいたようで、
上奏して官職を与えてともに事をはかろうとしたのですが、曹操はこんなことが長く続くはずが
ないと、任を受けずに郷里に逃げ帰っちゃうんです。そこには暗殺未遂で逃亡の影はひとつも
ありません。もちろん、正史なので消したとも考えられなくもありません。
しかし、あの正史の注にも記載がないのです。あれほど小説に格好の材料を提供してくれる注
にさえ。でも、私は、彼はこのときもうすでに己が覇道を見定めていたと思います。
黄巾の乱、それに各地と朝廷内部の混乱。もはや蒼天に天命はない。
それに、彼は、自らが犠牲となって悪を除こうとするほど殊勝な人間だったでしょうか(笑)
また、棒一本で腐りきった天を叩き直せると思うほど、愚かな人間でしょうか。
董卓は、放っておいてもそのうち倒れる。それからが、本当の勝負。

そんなわけで、董卓暗殺は、彼にとってなんの得にもならないわけです。






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